ロシアとトルコが月末までに「ターキッシュストリーム」計画に関する政府間合意の準備を計画していることが発表された。

アレクサンダー・ノヴァク露エネルギー相はこの議題に関して行った会見において、関係するロシアとトルコの組織が現在政府間合意の枠組みの下に動いていること、そしてこの動きを6月末までに終わらせる考えを示した。

ノヴァク氏は組織間の文書のやりとりや電話会談により、この展望が準備されていると強調し、必要があれば、ロシアの代表団がトルコに行くことも、もしくはトルコの代表団がロシアを訪問することも可能であるとも述べた。

またノヴァク氏は会見の際にウクライナとロシアの間にある天然ガス問題にも触れ、ウクライナ側の(全体の)半分を超えて獲得した天然ガスの価格の値下げを求めるとともに、ロシア当局への申請が未だなされていないと述べた。

ノヴァク氏は天然ガスをテーマにしたロシア、ウクライナ、EU間の三カ国会議が開催される日付を明らかにする方向性で、会談が行われると述べ、その日程が6月24日に確定すること、そしておそらく会議が7月の頭に行われることを明らかにした。

ロシア国有会社のガスプロム社は、6月22日にトルコ政府が「ターキッシュストリーム」に向けた工事作業が行われるために必要な許可書を与えることを公表した。許可書によれば、パイプラインを形成する輸送管のうち最初に作られるもののために、トルコの排他的経済水域と領海で工事作業が行われることを予定している。

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（ 翻訳者:成田健司 ）
（ 記事ID:38258 )