ウズンキョプリュ、ユネスコ世界文化遺産暫定リストに
2015年04月24日付 Radikal 紙
ウズンキョプル郡当局のイシュビレン郡長「この段階で件の暫定リストから決定リストに登録される過程になる。さらにとても重大な活動が行われ、橋の修復を優先して終了させる必要が出てくる。」
ウズンキョプル郡のエニシュ・イシュビレン郡長は「世界最長の石橋」としてしられ、ユネスコ世界文化遺産暫定リストに登録されたウズンキョプルの修復を優先して終了させる必要がある事を話した。
イシュビレン郡長はCHPのエディルネ県支部で新聞記者たちの質問に対し行った会見で、エディルネ県庁で結成されたチームによってこれについての活動を行うと述べた。
イシュビレン郡長は決定に皆が喜んでいることを明かし、「一連の準備が行われ書類も用意出来、件の書類は文化省に送られた。文化省も我々が用意した書類の処理を済ませたようだ。トルコからユネスコに書類10枚が送付された」と述べた。イシュビレン郡長はウズンキョプルがユネスコ世界文化遺産暫定リストへの記載を許可されたと述べ以下のように明かした。
「今私たちの前に少し困難な段階がある。この段階には件の暫定リストから決定リストに登録される過程がある。再びとても重大な活動が行われ、橋の修復が優先して終了される必要があるということだ。後から設立される該当区域の委員会とともにある意味でロビーを形成し、あの物件が確かにリストに登録されることができるようにする必要がある」
イシュビレン郡長はウズンキョプルについての活動がエディルネ県ドゥルスン・アリ・シャーヒン知事によって始まっていることを主張し、暫定リストにとられることについて活動を行っている人々に感謝した。イシュビレン郡長は橋が決定リストに入ったなら郡と地域の観光が活性化する事を強調し、この状態が政治的な話題である事、文化的財産と共に保護される必要があることを述べた。イシュビレン郡長はウズンキョプルがユネスコ世界遺産リストにとられるための活動が選挙の後も続けられることを述べた。
■橋の歴史
ウズンキョプルはエディルネ県エルゲネ川にかかっていて、アナトリアとバルカンを互いに結ぶ唯一の橋で、世界最長の石橋であることは特徴的である。橋は郡の名前の元ともなり、旧名を「エルゲネ橋」といい、1426~1443年にムラト2世によって当時の宮廷建築長ムスリヒッディンに建造が命じられた。全長1392mで幅6,80mである。オスマン帝国がバルカン半島に行うことになる征服において自然的障害として立ちふさがったエルゲネ川を越えるために作られた橋によってトルコ軍の進軍を冬も続けられるようになった。
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( 翻訳者:伊藤梓子 )
( 記事ID:38261 )