昨日、体制側戦闘機墜落後のアリーハー(Ariha Today)
■アリーハーの市場でシリアの戦闘機の墜落により数十人が死亡
【ロンドン:本紙】
シリアの戦闘機の墜落により少なくとも70人の民間人が死傷した。これは技術面の不備によるもので、戦闘機はシリア北西部の反体制派部隊の支配下にある都市を爆撃する途中だった。シリア政府軍と反体制派軍事勢力との抗争は断続的に続いている。政府の拠点はラタキアの近くのイドリブ郊外にあり、反体制派軍事勢力はシリア中央にあるハマー郊外のガーブ平原の一帯を奪還したという情報がある。
シリア人権監視団局長のラーミー・アブドゥッラフマーン氏はAFP通信に対して以下のように述べた。「戦闘機はアリーハーの中央部への爆撃の途中に故障した」事故は5月28日以来反体制派部隊が支配しているイドリブ県で起きた。同氏の説明によれば「故障したとき戦闘機は低い高度で飛行していた」その結果墜落したのである。
同氏は医療関係や住民らによる情報として、死者数は「子供2人を含む少なくとも31人」に上ると指摘し、「そのうち5名の身元が確認されていない」と付言した。シリア人権監視団が当初報じた地域住民の死者数の合計は12人であったが、のちに23人に増加した。一方、同団体によれば戦闘機の乗組員の状況は未だ不明である。
(後略)
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る
( 翻訳者:今竹良希 )
( 記事ID:38360 )