教皇タワドロス、高校生の成績優秀者たちを表彰

【アシュラフ・サーディク】

コプト正教会教皇はアレクサンドリアの教皇立劇場で、アレクサンドリアの聖マルコ学校の開催した成績優秀者たちの表彰式に出席した。この表彰式では、同校の男女生徒による演芸などが披露されたが、その中には聖マルコ・アサド合唱団による愛国的な曲目「もし『あなたはエジプト人か』と質問したら」などがあった。また、学校の運営陣による学校の活動を説明するドキュメンタリー映画の上映その他も行われた。

式典の終了時には、教皇聖下は学校の成績優秀者に記念のメダルと表彰状を授与した。そして聖下は、全ての演目を称賛するとともに、成績優秀者とその家族の勤勉さや、我々の大切な祖国エジプトへの帰属感を育むことへの学校の配慮について感謝の言葉を述べた。

さらに、新しいスエズ運河の計画に言及し、それがいかにエジプトから全世界への贈り物との意味を持つかについて語った。そして、この計画を一年で終了させること求め、それに強い意欲を示すスィースィー大統領に感謝を表明した。同様に聖下はモハブ・マミーシュのチームの働きと、これに協働する全ての職員に対しても感謝の意を表した。聖下のスピーチの最後には、出席者はエジプトを讃える言葉を唱和した。

この式典にはアレクサンドリア教育省の幹部たち、アレクサンドリア副総主教のルーイス・マルコス典院、聖下の秘書のアンゲロス・イスハク司祭、学校の理事のミーナー・ザカー司祭も出席した

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（ 翻訳者:井森彬太 ）
（ 記事ID:38373 )