高等選挙管理委員会のサディ・ギュヴェン委員長は、第26期国会議員選出総選挙を2015年11月1日に行なうと発表した。
選管は、エルドアン大統領が再選挙を決定したことを受け選挙の投票日を決めるための会合を開いた。
選管は、エルドアン大統領が選挙を再度行うと決定したため、投票日の日付けを決める会合を開催した。会合後、会見を行ったギュヴェン選挙管理委員長は、 2015年6月7日に行われた総選挙のあと45日以内に組閣できなかったこと、エルドアン大統領が憲法104条および116条の規定により選挙のやり直しを決めたことに触れた。
■90日規定の短縮権限
ギュヴェン委員長は、法律で想定されている90日規定を短縮させる権限が高等選挙管理委員会にあり、決定したとし、「高等選挙管理委員会は、本日執り行いました討議において、冬が近づいていること等を考慮し、憲法79条、116条最後、2839号の法律の第8・9条に基づき第26期国会議員選出総選挙を2015年11月1日日曜日に行うことを決定致しました」と話した。
■賛成多数で決定
一方でギュヴェン選管委員長は会合で、共和人民党に関し「候補者選定規定」における変更が議題となったと明らかにし、賛成多数でこの変更が認められたと話し た。「投票スケジュールはいつ明らかにされるのか」という質問に対してギュヴェン委員長は、最後の調整を行っており、期日は数日中に発表すると回答した。また 各政党に送付した草稿は効力を持つとし、これに関する駆け引きが生じうるとした。各政党の投票日日程に関する直接的な反発についても一切届いていないと話し、「ある政党からは11月1日ではなく11月8日に行って欲しいと要望があった。しかし、高等選挙管理委員会は東部、南東部地域の気候条件を考慮して、11月1日がよいと判断した。憲法79条が規定する選挙実施に関し我々に与えられた権限を行使し、総選挙を11月1日に行うと決定した」と話した。
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( 翻訳者:池永大駿 )
( 記事ID:38508 )