■ガザで給料未払いに抗議するゼネラルストライキ
【ガザ:本紙】
昨日(25日)救急部隊と病院の集中治療を除く、ガザ地区の省庁・政府機関複数でゼネラルストライキが行われた。これは公務員への給料の支払いがパレスチナ統一政府から行われていないことに抗議するものである。職員らは自宅にひかえていたため、省庁、公立学校、裁判所および政府機関は市民を前に閉鎖することになった。
ガザ地区の公務員権利保護のための労働組合委員会は、昨日すでに4万人の公務員に対して「統一政府の行為と前『ハマース』政権系公務員の権利軽視」を抗議するゼネラルストライキを呼びかけていた。
同委員会のハリール・ジヤーン報道官は昨日「全公務員がストライキを実行した。このストライキは、公務員の給料の支払いという公平な要求を実現するために労働組合が呼びかけたものだ」と述べた。
同報道官は「公務員への給料未払いは1年3カ月続いた」と明らかにし、政府に「ガザ地区の公務員に対する責任を果たすこと」を求めた。また「公務員が陥っている危機の終結、給料の支払いと給与・管理体系の一元化のために、政府へと圧力をかけること」をパレスチナの各党派組織に呼びかけた。
(後略)
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( 翻訳者:井上開 )
( 記事ID:38526 )