■ザマーレクがガーベルのボルドー移籍に300万ユーロを要求
【カイロ:ムハンマド・ファトヒー】
エジプト・プレミアリーグ「ザマーレク」のアフマド・ムルタダー・マンスール理事は、「ミッドフィルダーのオマル・ガーベルが、フランスのFCジロンダン・ボルドーに移籍することに、300万ユーロで合意すると決定した」と述べた。
同理事は、「「白」クラブ(ザマーレク)は、300万ユーロの金額が、ガーベル選手の技術や能力に鑑みて、大きなものではないと判断した。むしろ、ヨーロッパのスタジアムでの移籍市場において、この金額での契約は控えめだと見なしている」と指摘し、さらに以下のように述べた。「フランスの入札の詳細を知るために、我々はガーベル選手のフランスからの帰国を待っている。我々は、今般の契約が、エジプトのサッカー界で最も突出した若き才能を持つ選手の一人とされる彼の能力にふさわしいものであることに同意する」。ガーベル選手は来期の移籍準備のため、今期はFCボルドーで生活している。
これに関連して、エジプトのハーリド・アブドゥルアズィーズ青年スポーツ相は、「赤」クラブ(アハリー)の新人であるアフマド・シャイフ選手の問題を背景に、ザマーレクとアハリーの間で最近緊張が高まっていることを受け、両クラブ間の調停契約に尽力している。シャイフ選手は、競合クラブへの移籍前の署名に関してザマーレクからクレームを受けており、(ガバラーヤ地区にある)エジプトサッカー協会は、アハリーが、同協会が存続する限り国内リーグをボイコットすると怒りを表明する前に、同選手を出場停止とした。
(後略)
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( 翻訳者:中本明花 )
( 記事ID:38545 )