■アルジェリアにおけるザリーフ大臣の協議は「アサドの運命」を含むかもしれない

【アルジェ：アーティフ・カダーディラ】

イランのムハンマド・ジャワード・ザリーフ外務大臣は昨日（1日）、チュニジアに続いてアルジェリアに到着した。同大臣は高官からなる訪問団の代表を務める。アルジェリア外務省の発表によれば、同大臣はイランのハサン・ロウハーニー大統領からアブドゥルアズィーズ・ブーテフリカ大統領への親書を携えている。地元紙が伝えた報告によると、シリアのバッシャール・アサド大統領の運命が、まだ真剣さの程度が不明な計画の枠内で、2国の当局者によって協議される予定だ。

アルジェリア外務省は昨日（1日）のザリーフ大臣の到着の前に次のように述べた。同大臣の訪問は2国間の定期的な協議の一環として実現され、そこでは「両者が現状の中東情勢、共通の関心の対象となる問題、テロ対策強化の方法と手段への取り組みについての意見を交換する」ことが可能だ。ザリーフ大臣は今日（2日）、アルジェリアの大統領と面会し、複数の大統領顧問と協議を行う予定である。一方で、アブドゥルアズィーズ・ベルハーディム前国務大臣が大統領官邸へと招集された。同氏がイラン情勢に精通していることを考えれば、これは外務大臣訪問の準備の一環と思われる。

（後略）

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（ 翻訳者:野口雅貴 ）
（ 記事ID:38558 )