イラク:「ダーイシュ」が爆弾車両47台で「人民動員隊」拠点を攻撃
2015年09月07日付 al-Hayat 紙

■「ダーイシュ」が爆弾車両47台で「人民動員隊」の拠点複数を攻撃

【バグダード:ブシュラー・ムザッファル】

「人民動員隊」指導部は、サラーフッディーン県北部での爆弾車両47台による「ダーイシュ」の攻撃を阻止したと強調した。一方、イラクのサリーム・ジャブ―リー国会議長は、アメリカに軍事・経済的支援をするよう求めた。

半公式イラクメディア「報道センター」が伝えたところによると、シーア派武装組織「アサーイブ・アフル・ハック」のジャワード・タリーバーウィー軍事報道官は、「イスラーム抵抗勢力の住民らが、サラーフッディーン県北部の国有地帯を攻撃したテロ集団ダーイシュの、爆弾車両47台による攻撃を阻止した」と語った。

また同報道官は、「治安部隊の支援を受けたアサーイブ・アフル・ハックが攻撃する間、同県北部では、様々な国籍からなるダーイシュ構成員が多数殺害された」と付言し、「アサーイブ・アフル・ハックは殉教部隊の訓練・準備作戦を終えており、隊員らは戦場の人民動員隊に合流する予定である」と指摘した。さらに、「治安部隊はバイジー市とスィーニーヤ村付近で150人のダーイシュ構成員を殺害した」と述べた。

加えて、人民動員隊は「サーマッラー西部での先制攻撃作戦で、ワーリー・サラーフッディーンと呼ばれるテロリスト、別名アブー・タラハ・アンサーリーを殺害した」と発表し、さらに「事前の情報により、軍の戦闘機は8人のテロリストを殺害した他、スパイカー軍事基地の近くを走行していた2台の車両の破壊に成功した」と付言した。

(後略)

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:栗原利枝 )
( 記事ID:38604 )