■バーレーン：ハマド・ビン・イーサー国王とオランド仏大統領がテロとの戦いとその資金源について議論

【パリ：本紙】

フランスのフランソワ・オランド大統領は、バーレーンのハマド・ビン・イーサー・アール・ハリーファ国王を迎え、地域の諸問題とテロとの戦い、及びその資金源について会談を行った。

フランス大統領府の声明によると、オランド大統領は「会談を通して、中東における文化・宗教的多様性の問題と、とるべき措置について提起した」。これは、昨日（8日）パリで閉幕した、人種及び宗派にかかわる暴力の犠牲者保護をテーマとした会議にあわせたものである。会談では、特に民間航空及び都市計画の分野での二国間関係の深化についても取り上げられた。また声明によると、オランド大統領は、イエメンでのバーレーン兵5名の死について、ハマド国王に弔意を表した。

ハマド国王は、フランス政府とバーレーン政府の関係が、「相互の尊重と共通の利益の上に成り立つ歴史的かつ傑出した関係」であると述べ、「GCC諸国との関係強化に向けたフランスの熱意」に感謝を示した。

また、同国王は、「バーレーンは、サウジアラビア主導のアラブ有志連合に参加し、同連合による対ダーイシュ作戦を戦術・兵站面で支援する。また、イエメンの正統政府を支持する他、テロ資金対策及び同資金源の枯渇に向けた効果的な措置を取ることへの貢献を通して、地域の平和と安定を追求」すると強調した。

さらに、イーサー・ビン・アブドゥッラフマーン・ハマーディー情報大臣は、「会談を通して、バーレーンの成長・開発プロセスを進める計画実施にあたってフランスの経験を共有することが検討され、ハマド国王とオランド大統領との会談は実り多いものとなった」と述べた。

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（ 翻訳者:佐藤早於里 ）
（ 記事ID:38621 )