トルコ:シリア難民アイラン君を溺れさせた容疑者を逮捕
2015年09月10日付 al-Quds al-Arabi紙


トルコ:シリア難民の男児アイラン君の溺死を招いたとして容疑者2人を逮捕

【ムーラ:アナトリア通信】
 
トルコの裁判所は、最高裁に送検された3人の拘束者のうち2人の容疑者を、移民12人を溺死させたとして、逮捕する決定を発表した。これら移民12人の中には、シリア人男児の「アイラン君」も含まれている。「アイラン」君の遺体の写真は彼の死に対して世界的な同情を集め、同時に命を懸けてヨーロッパに到達しようとする難民問題を露呈させた。

裁判所は、「ガブリエル・I」と「ブルハーン・Y」を「移民の不正輸送」と「故意の放置により死者を出した」の容疑で逮捕した一方、「サハル・B」容疑者を法の監視下に置くことを条件に保釈した。

トルコ当局は、移民渡航計画に関与したとの容疑で、シリア人4人を逮捕していた。この渡航は結果的に、ボートが沈み、船上にいた不法移民12人が死亡するという事態を招いた。

9月2日、トルコ、ムーラ県ボドルムの海岸に打ち上げられた「アイラン・クルディ君(3歳)」の遺体写真は、全世界でシリア難民への同情の波をかき立てた。

アイラン君の家族はギリシャへの上陸を目指していたとされる。アイラン君のほかアイラン君の兄ガーリブ君および彼らの母親もボートの転覆により死亡したが、父親のアブドゥッラー・クルディ氏は救出された。

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(翻訳者:川原七星)
(記事ID:38634)