サウジアラビア:シリア難民50万人を歓迎、現地の学校は10万人受け入れ
2015年09月10日付 al-Hayat 紙


■サウジアラビア:シリア難民50万人を受け入れ、現地の学校は10万人受け入れ

【リヤド:イーサー・シャーマーニー】

シリア政府が落とす樽爆弾の地獄、武装原理主義グループらによる数多の犯罪から逃げ出してきたシリア難民の危機が増すに伴い、湾岸諸国に対して、可能な限り多くのシリア人難民へ門戸を開放するよう求める声が高まった。逃げ道を断たれ、欧州を目指して海へ逃げ込んだシリア難民の中には、助かる者も助からない者もいる。特に溺死したシリア難民男児、アイラン・クルディー君が溺死した写真は、世界中で難民問題に対する見方を変えた。

昨日、政府のサキーナ(平安)・キャンペーンが発表した分析によれば、2011年のシリア危機当初以来、シリア人50万人がサウジアラビアに到着しており、加えて同国には難民以外にも約150万人のシリア人が生活しているという。同キャンペーンは、犠牲となっている人々に寄り添うサウジアラビアの立場は歴史上の栄誉であると強調した。そして、サウジアラビアは、シリア難民の問題に人道的に対応を見せ、難民・移民・出稼ぎ労働者の権利一覧に明記されている全ての配慮をシリア人家庭に施したと指摘した。

また、サウジアラビアはシリア人住民とその家族に、彼らの尊厳を守り、安定した生活のための相応しい環境を与えており、ヨーロッパや諸外国で見られた、国会やメディア、また人権主義者がシリア難民に関して騒いだ議論や口論する段階を、サウジアラビアはシリア危機の初期に克服したとした。

また同キャンペーンは、サウジアラビア在住の全てのシリア人は、自身の家族や両親を迎え入れる権利があり、家族全員に、定住に伴って教育や就労、健康を享受する権利があると付言した。さらに、10万人以上のシリア人生徒が現在、無料で学校に通っており、学校の保健を含む教育・権利といった全てにおいて、サウジ人生徒と同様の扱いを受けていると述べた。

サウジアラビアは、シリア危機当初から、にヨルダン国境を通した大規模な救済キャンペーンを始動したことに加え、ヨルダン国内の複数のキャンプで生活しているシリア人患者の治療に特化した診察所を開設した。

このサウジアラビアの特別診療所は、ザアタリー難民キャンプに住むシリア人の症例2006件を扱った。

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( 翻訳者:坂田優菜 )
( 記事ID:38641 )