レバノン:スィニューラ前首相、UAEのレバノン支援とアラブの連帯に言及
2015年09月15日付 al-Hayat 紙

■スィニューラ首相、アラブ首長国連邦のレバノン主権への支援に言及

【ベイルート:本紙】

レバノンの議会ブロック「ムスタクバル(未来)潮流」代表のフアード・スィニューラ前首相は、ハマド・サイード・シャームスィー在レバノン・アラブ首長国連邦(UAE)大使に対して、レバノン・UAE関係の重要性と、UAEがアラブ国家として担う以下の役割の重要性を強調した。その役割とは、レバノンの独立、主権、及び自由への支援に対する役割、また立法機関の機能と有効性の回復を可能にすることに対する役割である。

同様に、レバノンへの政治、開発、経済面での支援、ハリーファ・ビン・ザーイド財団がレバノンの多数の地域で後援する、生活と開発プロジェクトの発展計画の一部の重要性についても述べた。

またスィニューラ首相は、会談の中で、UAEがサウジアラビア王国、バーレーン、カタール、エジプト、スーダンや他のアラブの兄弟国に広めた包括的なアラブ国家主義の立場についても言及した。これは、イエメンの正統性に対する革命の企てに対する同国解放の戦いや、イエメンとアラブ諸国の問題への介入を阻止する中で浸透した。

同首相は、UAE軍の犠牲者についても以下のように明言した。「彼らは、サウジアラビア、バーレーン、イエメンの同胞の味方としてイエメンの地で命を落とした。UAE軍の英雄たる殉教者は、アラブ諸国に対する外部からの介入、占領、覇権、そして支配の企てに対峙する中で、純粋なアラブの血が混合する(※アラブ同士が一致団結する)ための良い見本を提供した」。さらに、「アラブの陸海空における治安を守るため、アラブ合同軍の設立」を望むとした。

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( 翻訳者:塩川ゆうり )
( 記事ID:38668 )