エジプト:観光客グループへの誤爆で12人死亡
2015年09月14日付 al-Quds al-Arabi紙


■エジプト:観光客グループへの誤爆で12人死亡、メキシコは憤りを表明し、徹底的な調査の開始を要求

【カイロ、メキシコシティ:本紙、諸通信社】

エジプトの治安部隊は日曜日(13日)、メキシコ人観光客を含む12人を殺害した。西部砂漠のバハレイヤ・オアシス地域でテロリスト追跡の最中に、誤って観光客らの車列を標的としたためだ。メキシコ政府は「徹底的な調査」を要求した。

メキシコの外務大臣は月曜日(14日)、死者が空爆の犠牲になったと述べた。クラウディア・マシュー外務大臣は記者会見の中で次のように述べた。日曜日に発生した攻撃は、メキシコ人2人を含む少なくとも12人の死者を出した。生存者らは、エジプト西部砂漠のオアシス地域で食事をとるために止まっていた際、「飛行機とヘリコプターから投下された爆弾による攻撃」に晒されたと明言した。

エジプトの西部砂漠は、サファリ旅行の愛好者から人気を集める観光地の1つであり、イスラーム過激派武装集団の拠点の1つでもある。この中にはエジプトの「イスラーム国」系集団も含まれ、同集団はエジプトの治安部隊や軍を標的とした激しい攻撃を繰り返している。

エジプトの内務省は、14日の月曜日の明け方、「警察と武装部隊からなる共同部隊が西部砂漠のオアシス地域でテロ組織のメンバーを追跡していた際、4台の四輪駆動車に対して誤った対処がなされた。車はメキシコ国籍の観光客グループが乗っていたものと判明し、彼らは立ち入り禁止地域にいた」と述べた。

加えて、同省は「この事件で、メキシコ人とエジプト人からなる12人の死者と10人の負傷者が出た。負傷者は治療のため病院へと搬送された」と述べた。また、エジプト当局は死亡した観光客の人数と、彼らの車両を破壊した兵器の種類を明かさなかった。

しかしながら、エジプトのハーリド・ラーミー観光大臣は、負傷者の中に7人のメキシコ人がいると確認した。また、匿名希望の観光省高官によれば、この事件はカイロの南西350キロ地点のバハレイヤ・オアシス付近で発生した。

(後略)

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(翻訳者:野口雅貴)
(記事ID:38669)