■イエメン:バハーフ首相と大臣数名がアデンに到着
【サナア、アデン、マアリブ:本紙】
昨日(16日)、イエメン政府軍と多国籍軍は、マアリブ市の西に位置するシルワーフと北に位置するジャドゥアーンの二つの戦線において進軍を継続した。マアリブとジャウフのフースィー派戦闘員に対する軍事攻撃が開始されてから四日目になる。
また同日、ハーリド・バハーフ副大統領兼首相が大臣数名とともに、政府活動を行うために解放されたアデンに帰還した。バハーフ首相はFacebookの彼のページに次のように記した。「政府にとって、救助と住居の確保が優先事項である。」また、抵抗勢力に対し「紛争を乗り越え、建設と開発へ意識を向け、争いのない街を共に作るよう」呼びかけた。
同時刻、アデンでは二日目となる怒りの抗議活動が見られ、通りは何百人もの抵抗勢力の人々により石で封鎖された。これら抵抗勢力の人々は自身らの軍への編入と報酬の支給を要求している。
また、アル=カーイダの一派と見られる分子が、クライタル地域のバーディリー地区にある聖ジョセフ教会に放火した。同教会は19世紀半ばに建てられ、アデン市のランドマークとして親しまれていた。同教会は火曜日(15日)に破壊された。
(後略)
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( 翻訳者:平岩里佳子 )
( 記事ID:38685 )