イエメン:ハーディー大統領、アデンにて米国訪問を準備
2015年09月23日付 al-Hayat 紙


■イエメン:ハーディー大統領、アデンにて米国訪問を準備

【リヤド:アフマド・ジャルワーン;ムカッラー:アブドゥッラフマーン・ビン・アティーヤ;ジャーザーン:ヤフヤー・ハルドゥリー;サナア、アデン、マアリブ:ムカッラー:本紙】

マアリブの戦闘でイエメン政府軍の現場司令官が負傷した。また、数か月前にフースィー派によって誘拐されたイエメン改革党の指導者が、人間の盾として利用された後に殺害された。一方、アル=カーイダはハドラマウト県にある神秘主義者の廟を破壊した。

昨日(22日)、イエメン大統領府の情報筋は公式にアブドゥラッブフ・マンスール・ハーディー大統領が(南部最大の都市)アデンに、側近と共に到着したことを発表した。これはハーディー大統領がフースィー派武装集団によって制圧された同都市を後にし、連合軍に支援された「武装抵抗勢力」がフースィー派とそれに忠誠を誓う勢力の追放を開始してから6か月後のことであった。フースィー派の追放は先の7月に達成された。

ハーディー大統領の帰還は、ハーリド・バハーフ副大統領が政府の活動を遂行するため、閣僚数人と共に解放された都市へ戻ってから1週間後に実現した。これは、サナアのフースィー派が首都を制圧し、同都市の軍を含む国家機関を支配、複数の県に勢力を拡大し始めてから1周年を祝った翌日のことであった。

イエメンのハーディー大統領に近い情報筋は本紙に対し、ハーディー大統領が米国に向けて数日後にアデンを出発する予定であり、その目的は診察を受け、国連総会に出席し、また、フースィー派分子及びイエメンのアリー・サーリフ前大統領に忠誠を誓う勢力に対する軍事行動への支援継続を取り付けるために米国高官らと会談することであると述べた。

(後略)

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( 翻訳者:佐藤早於里 )
( 記事ID:38727 )