ロシア・エネルギー相、パイプライン・トルコルートに熱意
2015年10月02日付 Milliyet 紙
ロシア、ノバクエネルギー相、「パイプライン・トルコルートにはトルコと同様に関心があり真剣に取り組んでいる。トルコで選挙が終結し新たな政府が成立することを期待する。」と述べた。>
ロシア、アレクサンダー・ノバクエネルギー相は、トルコを飛躍させるプロジェクトと言われているパイプライン・トルコルートに熱意を抱いていることを述べた。
ノバクエネルギー相は、アナトリア通信社に向け行ったコメントで、パイプライン・トルコルートに関する取組みが継続して行われること、プロジェクトのいかなる‘凍結’もないことを強調した。
ノバクエネルギー相は、トルコで11月1日に行われる選挙結果を待ちわびていると表明し、以下のように述べた。「政府間協定のため、すでに文書を送りあった。現在は詳細を調整している段階である。いくつかの技術的な調査ののちプロジェクトはより明確になるであろう。トルコでの選挙が終結し、新たな政府が成立することを期待している。我々は今後様々な事柄を評価していくことになる。パイプライン・トルコルートにはトルコと同様に熱意を注いでいる。」
ノバクエネルギー相はトルコがエネルギー源をロシアから直接得たがっているのを引き合いに出してまたこのように話した。「我々はこれに関しては2つの局面 から話をしている。このパイプラインの年間供給量は31.5Bcmの天然ガスとなる。プロジェクトで建設されるパイプラインの前方は15.75Bcmの供給量を有してトルコだけに天然ガスを供給する。我々が計画しているパイプラインの後方は残りの天然ガスをヨーロッパの南東部へ供給する。」
ロシアのウラディミル・プーチン大統領は、2014年12月に中止されたパイプライン・南ルートの代わりに打ち出されたパイプライン・トルコルートによって合計63Bcmの天然ガスを輸出するつもりでいる。
パイプライン・トルコルートは全長910kmの長さになり、そのうち660kmがロシアを、250kmがトルコを通ることが予定されている。
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( 翻訳者:進藤鮎花 )
( 記事ID:38796 )