シリア:クナイトラ県郊外で激しい衝突
2015年10月07日付 al-Hayat 紙

■クナイトラ県郊外で激しい衝突

【ロンドン:本紙】

昨日(6日)、ダマスカスとゴランの間にあるクナイトラ県郊外において、シリア政府軍と反体制派戦闘員との間で激しい戦闘が発生した。一方、シリア政権側の戦闘機は、ダマスカス郊外とその他の地域への空爆を継続した。

シリア人権監視団は次のとおり述べた。「クナイトラ県北部では、シリア政府軍による戦地への爆撃が継続する中、シリア政府軍及びそれを支持する武装集団と、イスラーム主義集団及びその戦闘員、ヌスラ戦線との間で激しい衝突が続いている。これによりイスラーム主義集団側では戦闘員が死亡し、一方で、イスラーム主義集団によるシリア政府軍統治下にあるハーン・アルナバ村とバアス市の地域への爆撃で男性が死亡した」。

イスラーム主義集団は、ダマスカスと占領下ゴランの間にある、クナイトラ県郊外の要衝アフマル高地(タッル・アフマル)を支配していた。同監視団によれば、「バアス市とハーン・アルナバ村周辺で、シリア政府軍及びそれを支持する武装集団と、イスラーム主義集団及びその戦闘員との間で激しい衝突が起きた。これにより、シリア政府軍の地対地ミサイルによると思われる砲撃の中、同地域では、イスラーム主義集団及びその戦闘員が複数の砲撃を行った。一方、ハミーディーヤ村周辺では、月曜日(5日)から火曜日(6日)にかけての真夜中過ぎ、シリア政府軍及びそれを支持する武装集団と、イスラーム主義集団及びその戦闘員との間で衝突が起き、同地域に対し、シリア政府軍は爆撃を行なった」。同様に、クナイトラ県北部郊外にあるアフマル高地が空爆に晒された。

(後略)

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( 翻訳者:所巧 )
( 記事ID:38843 )