モロッコ:モロッコ政党代表団のスウェーデン訪問
2015年10月06日付 al-Quds al-Arabi 紙


■モロッコ:スウェーデン首相はモロッコ政党代表団との面会を拒否

【ラバト:マフムード・マアルーフ】

モロッコの左派政党代表団によるスウェーデン訪問は、その任務の難しさを明らかにした。このことの背景には、ポリサリオ戦線が形成するサハラ共和国をスウェーデン政府が承認する兆候を見せていることに対するモロッコの反応、そしてそれに対するスウェーデンの更なる反応がある。ただし、スウェーデン政府はこれを否定している。

スウェーデンでは、(自身が)提起していない問題に対しモロッコが反応したことについて違和感が表明された。また、スウェーデン企業を侵害するモロッコの措置、スウェーデン製品のボイコットの呼びかけや脅迫、スウェーデンに対して組織されたデモについて不快感が示された。

モロッコの政党代表団はスウェーデン高官の意見を聴き、サハラ論争についてのモロッコの見解を伝え、更にそのアプローチを侵害するような姿勢が二国間関係に及ぼす影響を伝えるためにスウェーデン訪問を開始した。

左派諸政党は今週初めスウェーデン訪問を開始した。代表団を率いる「合同社会党」のナビーラ・ムニーブ党首は火曜日(6日)ストックホルムで、アニカ・ソーデル外務次官と会談し、サハラ問題についてのスウェーデンの立場の変化について議論した。

モロッコ通信社が伝えたところによると、代表団は「人民勢力社会主義連合」と「進歩社会主義党」の党員を含み、「現場の状況の複雑化と、地域紛争に対する公正で持続可能な政治的交渉による合意の形成を目的とした国連の努力の経緯」について議論した。

モロッコ代表団は、モロッコが2007年に国連に正式に提出した自治方式による解決の重要性を強調したと明らかにした。この解決策は、モロッコの主権下で地域の代表が自らの問題を管理することを提案している。モロッコ政府は、この解決策が大モロッコ建設のための明るい地平を切り開き、過激派の脅威に対する地域の守りを固め、地域の成長を促進すると主張している。

同情報筋が続けて明らかにしたところによると、左派政党代表団のメンバーは「サハラ問題に関する曖昧さや誤解を取り除く必要性」をスウェーデン側が確認することを求めている。またこの会談の中では、スウェーデンがモロッコ当局に与えている政治・経済的障害の問題についても言及された。

また、代表団によれば「スウェーデン外務次官は、地域の平和と成長のための国連の努力に対するスウェーデンの支援を表明した」とのことである。また、同外務次官は「スウェーデンはモロッコとその国際的正当性に反対するような決定を行ったことも、行うつもりもなく、モロッコが表明したスウェーデン政府の動きについての説明は理解できないと述べた」という。

(後略)

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( 翻訳者:田村颯 )
( 記事ID:38846 )