レバノン:ごみ問題解決に向けた埋立地建設の進捗
2015年10月09日付 al-Hayat 紙
リヤード・スルフ広場と殉教者広場の間の活動家たち(Ali Sultan)
リヤード・スルフ広場と殉教者広場の間の活動家たち(Ali Sultan)

■運動がベイルート中心に帰還….そして対立

【ベイルート:本紙】

昨日、レバノンの農業大臣アクラム・シュハイブ農業大臣が、北部県アッカール郡でのサラール埋立地の開業に向けた準備における「大きな前進」(が見られた)と強調したことを受けて、来週、ごみ問題計画実行のための重大な進展が始まる。また同大臣は、ベカー高原における第二のごみ受け入れ地の決定を待つ中、「本計画は順調に進んでいるが、困難も付きまとい、それは針で岩を掘るようなものだ」と述べた。

同大臣の発言は、昨日行われた、タンマーム・サラーム首相が議長を務める危機フォローアップのための指定委員会の会合でなされたものである。同委員会には、シュハイブ大臣に加え、ヌハード内務大臣と、開発再建委員会のナビール・ジスル委員長が含まれている。

同大臣は以下のように強調した。「我々の会議はアッカールでのあらゆる活動とともに続けられる。サラール埋立地の計画が進んだ後、来週にはごみ問題のための重大な進展が実行に移され、この数時間での同地域の活動を受けて第二の埋立地が確定するのを待っている。また我々は、治安と水道インフラの面から計画開始の承認が下されるのを待っている」。そして、「閣議の決定は明瞭だが、ここには必要な規則があり、サラーム首相は本件の準備ができた段階で議会を招集するだろう」と指摘し、「解決のために開かれた扉が我々にはある」と指摘した。

本紙が掴んだ情報によれば、ヒズブッラーとアマル運動は、第一に北部ベカーでの埋立地建設に原則合意している。ヒズブッラーの連絡調整担当官であるワフィーク・サファー氏と会ったシュハイブ大臣は、埋立地建設地決定にかかわる彼からの最終的な返答を待っている。

(後略)

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( 翻訳者:城戸優希 )
( 記事ID:38849 )