パレスチナ:ナイフによる殺傷事件が多発
2015年10月08日付 al-Quds al-Arabi 紙

■パレスチナにおけるナイフ戦争:兵士2名とイスラエル人7名が負傷、うち2名は重体

【ロンドン、ラーマッラー:本紙(アリー・サーリフ、ファーディー・アブー・サアダー)

昨日、東エルサレムを含む被占領地パレスチナでは、グリーン・ライン内部、テル・アビブの通り道に抜けるアフラとヘルヅリヤ、また被占領地エルサレムから、南部のヘブロン県に至るまで、「ナイフ戦争」が起こった。この殺傷行為により、イスラエルの女性兵士の他にイスラエル人7名が負傷し、過去6日間に起こった殺傷事件は10件に及んだ。

西岸地区での対立は激化し、9日目に正念場へと突入した。そしてそれは、東エルサレムのシュアファート難民キャンプにおいて武装衝突に発展した。同衝突は、イスラエル占領軍が、エルサレムで殺傷事件を起こしたスブヒー・イブラーヒーム・アブー・ハリーファ氏の自宅に急襲を試みる中、同キャンプの青年らと占領軍の間で起こったもので、これにより青年1名が殉死、数十名が負傷した他、イスラエル兵9名が負傷した。

(後略)

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( 翻訳者:飯塚遥奈 )
( 記事ID:38854 )