レバノン:ベイルートでデモ隊と治安部隊の激しい衝突
2015年10月10日付 al-Hayat紙
衝突のあった広場。昨日の様子。(Ali Sultan)
衝突のあった広場。昨日の様子。(Ali Sultan)

■ベイルートの衝突:当局が被害を被り、運動は逮捕者の釈放を要求

【ベイルート:ナージヤ・フッサリー】

一昨日の晩、市民による運動は暴力の連鎖に陥り、その結果多くの活動家が逮捕された。
もし彼らの犯罪が立証されたら、以前のように釈放されるかどうか不明である。この運動は昨日、公共の事柄に関することを要求するスローガンを掲げていたものから、ただ逮捕者の「釈放」を要求するものへと変わった。
 
朝になって、殉教者広場横の衝突の舞台となった場所の被害の大きさが明らかになった。活動家と治安部隊員との間の衝突は早朝まで続いた。同部隊員は、議会広場へと通じる道から分岐したウェイガン通りへと進行しようとする活動家らに対して、長時間にわたりバリケードを設けた。

活動家らはその場にあった水のペットボトルや小石を治安部隊員に投げつけた。さらに、衝突現場の角にある、ホテル「ル・グレイ」の前に掛かっていた石板を取り外し、それを粉砕して投げつけた。対立する一団は、治安部隊が活動家の指導者の多数を逮捕したことによってエスカレートし、運動開始以来、つまり2ヵ月以上前から顔色を変えなかった若い男女も怒りの声を上げた。

デモ参加者の間の怒りは暴力的なものへと変化し、治安部隊は放水銃と催涙ガス弾を使用した。これにより、防壁を突破し、軍に催涙ガス弾を投げ返そうとした抗議者の間で多くの窒息者が出た。

一方、政治家と現場の軍機関は、怒れる若者らへの対応を最低限可能な「防衛」手段に止めるために連絡を取り合っていた。若者らは彼らに対して向けられている「過剰な暴力」について語っており、投げつけられた催涙ガス弾や窒息の苦しみ、また体に強力な水を浴びせたホースにさらに立ち向かおうとしている。

(後略)

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(翻訳者:桑田早季子)
(記事ID:38879)