爆発が発生した地点で行われていたHDPのデモでは、スッル・シュレイヤ議員(アンカラ選出)、エルトゥールル・キュルチュ議員(イズミル選出)、セザイ・テメッリ議員(イスタンブル選出)、元開発省長官相、ムスリュム・ドアン議員(イズミル選出)も行進のなかにいた。
ドアン議員はその瞬間をMilliyet紙に次のように語った。
「私は爆発のすぐそばにいた。爆発の際、人々がわれわれに倒れかかり、私の体の上は遺体の破片で埋め尽くされた。腕が一本、空中を飛んでいくのが見えた。その直前までみんなでハライを踊り、平和を謳った民謡を歌っていた。これは姑息な手段を用いた虐殺だ。責任を追究しないことにはこの国で一時たりとも平和を語ることはできない。」
また、シュレイヤ議員も爆発の瞬間を説明し、「大小一度ずつ、2度の爆発音が聞こえた。四方が死体と体の一部で埋め尽くされていた。亡くなった人を20名ほど見かけた。すぐに爆発地点に戻ると、警察が人ごみに向けて圧縮ガスを噴射していたため、それを止めさせた。どこもかしこも死体や手や足といった人体の一部でいっぱいだった...。」
同議員は、この爆破攻撃がKCKによる一方的な停戦宣言が待たれていた時に行われたことを指摘し、「この事件から多くの政治的な帰結を導き出すことができるだろう」と述べた。
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( 翻訳者:原田星来 )
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