マダニー・マズラーク氏
■「救国軍」の指導者がブーテフリカ大統領に謝罪、ベン・フリース元首相を不誠実だと非難
【アルジェ:アーティフ・カダーディラ】
解散した「イスラム救国軍」の指導者マダニー・マズラーク氏は、アルジェリアのアブドゥルアジズ・ブーテフリカ大統領に謝罪し、自身のコメントの「撤回」を宣言した。テレビのインタビューでマズラーク氏は、彼の支持者に対する政治的な禁止令を解除しなければ「暴力によって応じる」とブーテフリカ大統領を脅迫していた。
一方、マズラーク氏はアリー・ベン・フリース元首相を激しく責めた。それによれば、同元首相は、国家がマズラーク氏の支持者らの政治復帰を約束したことに関する証拠を持っていながらそれを隠蔽している。
解散した「イスラーム救国戦線のかつての軍事部門」の指導者であるマダニー・マズラーク氏は長い声明を発表し、その中でアルジェリア大統領への賞賛を強調した。そして謝罪の理由の中で、自身がメディアのキャンペーンに晒され、起訴の責任を負わされていること、その後民営の「ワタン」チャンネルが閉鎖され、さらに大統領を中傷した容疑で、自身を逮捕して法の前に「引きずり出す」よう呼びかけられていることを繰り返した。
マズラーク氏は以下のように述べた。「策略家達の企みを無効にし、彼らの陰謀を妨げ、アルジェリアを脅かす全ての危機をアルジェリアから取り除くことに貢献するまで、私は脅迫に用いた激しい反撃を撤回することを決めた。その代わりに強く、誠実な目的を持ったメッセージを書き、その中で大統領に提言を行い、約束と許可について改めて述べる。また、我々が過去の行いを訂正し、我々の未来の実現を助けるための真剣な措置を提案する」。
(後略)
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( 翻訳者:明石華乃 )
( 記事ID:38918 )