トルコの7番目となる通信衛星であるチュルクサット4B機が、今日(10月16日)トルコ時刻23時40分、カザキスタンのバイコヌルから発射された。
ロケットは1100人乗り飛行機の押圧力と同等の力を持っていることが発表された。発射から9時間後、衛星は発射ロケットから切り離される予定だ。この切り離しの後、衛星は地球の周りを回り始め、さらにその後衛星についている推力システムにより軌道に入り込むことになっている。
チュルクサット4Bのコントロールのため、今回の打ち上げプロセスにおいてトルコ、アフリカ、オーストラリア、日本、イタリア、カナダにおける各衛星通信局が使われる。
■最初の信号から9時間後
発射から9時間13分後、最初の信号が得られると見込まれている衛星のコントロールはギョルバシュ衛星通信局に送られる。またそこからの指示により、衛星は48日間の動作テストを行う。
トゥルクサット4B衛星機の使用期間は、30年以上となる見通しだ。
■衛星の特徴
チュルクサット4B機は、トルコに加えヨーロッパ、アフリカ、中東、アジアなどを範囲として活動する。
およそ5トンの衛星は、日本においてトルコ人技師たちの参加のもとで生産された。
チュルクサット4A、4B両衛星の製作に携わった14名のトルコ人エンジニアは、トルコ初の国産通信衛星であるチュルクサット6A機の製作においても従事している。
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( 翻訳者:木全朋恵 )
( 記事ID:38932 )