イエメンの部族
■イエメン:イエメンの諸部族がフースィー派に対して蜂起、フースィー派はタイズの戦いで大きな痛手
【ムカラー:アブドゥッラフマーン・ビン・アティーヤ;ジャーザーン:ヤフヤー・ハルダリー;サナア、アデン:本紙】
昨日(22日)、イエメンでの戦闘は激化した。イエメンでは、タイズ、ジャウフ、マーリブ、イッブにおいて、正当イエメン政府支持の軍部隊、連合軍、「人民抵抗」勢力とフースィー派戦闘員及びその支持者部隊戸の間で戦闘が行われている。そして抵抗勢力側が前進する中、衝突と連合軍の空爆によりフースィー派戦闘員側に数十名の死傷者、負傷者が報じられている。
ジャウフ県における抵抗勢力の複数情報筋は以下のことを明らかにした。政府軍と連合軍、親政府部族戦闘員グループは、戦車や攻撃用装甲車両、掃海艇、ロケットランチャーによって強化され、ハッブ地区、シャアフ地区のマラーズィーク族の存在する「ワスタ」地区へと到着し、連合軍の空爆の下、「ハンジャル」軍事キャンプの近くで、フースィー派勢力と衝突した。
情報筋は以下のように続けている。政府軍はハズム市(ジャウフ県の県都)を封鎖しており、目撃者が確認したところによると、フースィー派勢力の増援部隊は、マアリブ県北部のジャウフ分岐点に近い、ムハッジャザ地区、ハリーシャー地区に到達した。
抵抗勢力の報道官は本紙に対し、以下のように述べた。この地域では、ジャウフ県の主要部族であるマラーズィーク族とアール・サイダ族、フースィー派と親サーレハ軍の間で激しい衝突が起こった。部族側は、抵抗勢力メンバーに支援されていた。衝突はジャウフ県北部に位置するハッブ地区、シャアフ地区の中央部で行われた。
また次のように続けた。部族部隊は、フースィー派民兵が部族居住地を制圧、拡張しようと試みたのを受け、蜂起した。その結果、部族たちはこれらの反政府勢力をこの地域から掃討することになり、部族メンバーたちはフースィー派勢力に大きな損失を負わせ、彼らに撤退を余儀なくさせた、と指摘した。
(後略)
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( 翻訳者:穴迫楓 )
( 記事ID:38970 )