レバノン:国会議長が国会協定順守を呼びかけ
2015年10月25日付 al-Hayat 紙
演説するナスルッラー書記長(Reuters)
演説するナスルッラー書記長(Reuters)

■ナスルッラー:ハーメネイー氏は同盟勢力を売らない

【ベイルート:本紙】

レバノン国内の政治状況は、来る3日間の間に重大な分岐点を通過する。この間に、ゴミ問題が解決されなければ辞任する意図があるとの報道を踏まえて、タンマーム・サラーム政権の運命が決定される。同様に、これらに関する新しい法律を制定する必要性を踏まえ、レバノン国庫の財政状況の運命も決定される。

ナビーフ・ビッリー国会議長氏は、大統領不在の継続にかこつけたキリスト教グループの欠席を乗り超える準備とともに、法案承認のための国会本会議の開催を促進するべく動いた。これに先立ち、同国会議長は、議会に対して、国会協定に従って再集結すること繰り返し呼びかけて、しきりに彼らの欠席を考慮していた。

同国会議長を支持するアリー・ハサン・ハリール財務大臣は、国会会議では、来月末まで、給料支払いに関して国家運営に求められる法律が適用されていないという深刻な問題に優先して取り組むと述べた。また、国際機関がレバノンへの資金貸与を行う可能性について、昨日、次のように述べた。「ビリー国会議長は、協定の順守を最優先し、サラーム首相に対してと同様、我々に対しても閣僚評議会で協定に従うことを願っている。しかし誰も、越えられない範囲の拡大に踏み切るべきではない」。

(後略)

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( 翻訳者:松崎萌子 )
( 記事ID:38984 )