エジプト:スポーツ界はワールドカップにおけるアフリカ枠増加に期待
2015年10月23日付 al-Hayat 紙


■アボリダ氏、ワールドカップのアフリカ枠増加を検討

【カイロ:ムハンマド・ファトヒー】

エジプトのハーリド・アブドゥルアズィーズ青年・スポーツ相は、一昨日(10月21日)、国際サッカー連盟(FIFA)執行委員会のメンバーであるハニー・アブー・リーダ氏とアフリカサッカー連盟(以下CAF)執行委員の同席の下、FIFA会長代理を務めるカメルーンのイーサー・ハヤトウ氏を歓迎した。

 同相は、特に2011年1月の革命以来、エジプトのスポーツ界が困難に直面している中、ハヤトウ氏がエジプトサッカー連盟にとって友好的な人物であることを強調しつつ、FIFAが同氏をアフリカ人として初の高位ポストに登用したことへの喜びを表明した。

 またアブー・リーダ氏は、以下のように述べた。「アフリカ大陸はサッカー界の安定的な成長を必要としている。なぜならアフリカのサッカー界には、世界の国々の前線に立つにふさわしい、アフリカ人選手がサッカー界の頂上にたどり着けるようなムードを提供できる世界レベルの才能に溢れており、我々はそれを、ヨーロッパのスタジアムで活躍するアフリカ人選手を通して目撃している」。同氏はさらに、並行して行われた本紙のインタビューで、「FIFAにおけるアフリカの強いプレゼンスは、ワールドカップにおけるアフリカ枠の増加の達成に向けて我々がプレッシャーをかけられるよう後押しする」と述べた。

(後略)

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( 翻訳者:中本明花 )
( 記事ID:39029 )