エルドアン大統領、AKPとダヴトオール首相を祝福
2015年11月02日付 Radikal 紙

エルドアン大統領は選挙結果について声明を発表し、「単独政権を獲得したAKPを、党首で首相であるアフメト・ダヴトオール氏を祝福する。投票によりその意思を明らかにし、トルコの未来、2023年の目標を守ってくれたすべて国民の一人一人に感謝をする」と述べた。

エルドアン大統領は11月1日選挙の暫定結果についての発表で、次のように述べた。

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トルコは、複数政党制になって以来はじめての「やり直し選挙」という性格の11月1日早期選挙を、成熟した民主主義的環境のもとで完了した。
選挙結果は、国民の選択が6月7日に危険な状況に陥った安定と安全を守るというものであったことを示している。

トルコを13年来、単独で運営しているAKPは、この結果により、さらに4年間、国民の宣託をえたことになる。

この選挙結果は、様々な集団にとって、意味深い重要なメッセージを含んでいる。

もっとも重要なメッセージは、間違いなく、分離主義者テロ組織とその延長線上にある組織に向けてのものである。6月7日以後、再び銃弾、爆弾、暴力、血、涙、その結果として、テロの暗黒の顔の影のもとにトルコを陥れようとしていたあの組織へ、東部の地域住民をはじめとして、親愛なる国民が、力強い返答をしたのである。圧力、脅迫、流血、殺戮と、民主主義、国民の意思、法、発展が両立しないことは、11月1日に、国民自らによって、問題の人々へ、明らかに明確な形で示さた。

わが国民は、11月1日の選挙により、祖国の統一、強調、一体性を支持する方向で、力強い意思を表明した。この意思に対し、誰もが経緯を示すものとを信じている。

11月1日選挙のもうひとつの重要なメッセージは、間違いなく、野党各党とそのリーダーに向けたものである。

結果は、6月7日選挙で第二党、第三党になった党が、かつてからの非妥協的で報復主義的態度を、連立政権協議においても崩さなかったことが、国民により、支持されなかったことを示している。

親愛なく国民は、思惑と計算づくの政治ではなく、奉仕、プロジェクト、ヴィジョンの政治を選択したことを、11月1日の選挙で明らかに表明した。

11月1日選挙が、国と国民にとって祝福されたものとなることを祈念する。

この民主主義的な戦いに参加した全政党と、投票所に赴き1票を投じることにより国民の意思を確認を可能にさせたすべての国民のみなさんを祝福する。

単独与党となったAKPを、党首で首相のアフメト・ダヴトオール氏を祝福する。
票によりその意思を明らかにし、トルコの未来、2023年の目標に加わったすべて国民の一人一人に感謝をする。

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( 翻訳者:トルコ語メディア翻訳班 )
( 記事ID:39070 )