シリア:米支援のもと「民主シリア部隊」が軍事作戦
2015年11月01日付 al-Hayat 紙
ロシアによる爆撃後のアレッポ郊外(Aleppo Media Center)
ロシアによる爆撃後のアレッポ郊外(Aleppo Media Center)

■対ダーイシュのアラブとクルドの初めての共同作戦、米国は追加支援の用意

【ロンドン、ベイルート、バシュキーク(キルギスタン):本紙、ロイター、AFP】

米国から支援を受けている、アラブ人、クルド人戦闘員を含む民主シリア部隊はシリア北東部のダーイシュに対する軍事作戦を開始した。これと併行して、米政府は同軍を支援するためのさらなる軍事顧問を派遣する用意があると表明した。一方、ロシア政府軍とシリアの戦闘機はシリアの様々な地域への空爆を続けている。

同部隊系列の「ユーフラテスの火山」旅団のシャルファーン・ダルウィーシュ報道官はAFPに対し、「作戦は今晩(金曜日)開始され、民主シリア軍の武装組織諸派がこの作戦に参加した。これは民主シリア軍にとっての第一歩だ。」と述べた。

同氏はその作戦が「シャッダーディやハウルなどのハサカ近郊を標的としている」と述べ、さらに「私たちの全戦線は準備が出来ている、ダーイシュのいる地域が存在し続ける限り、私たちは戦い続ける」と続け、米政府の主導する有志連合の戦闘機により同部隊の作戦は支援を受けていることを示した。

クルド人民防衛部隊(YPG)と武装組織諸派は10月12日、「民主シリア部隊」の名のもとの共同部隊の枠組みでの軍事活動統一を表明した。

(後略)

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( 翻訳者:青木優奈 )
( 記事ID:39072 )