エジプト:国内のダーイシュ支部指揮官を殺害
2015年11月10日付 al-Hayat 紙
ダーイシュ要員
ダーイシュ要員

■エジプトにおけるダーイシュの戦闘指揮官を殺害

【カイロ:アフマド・ラヒーム】

エジプト内務省は、治安情報によってシナイにおける拠点外での攻撃実行の責任者とされた、ダーイシュのエジプト支部における戦闘作戦の指揮官、アシュラフ・ガラーブリー氏を殺害したと明らかにした。

同省は声明の中で以下のように述べた。「内務省の機関は、テロリストであるアシュラフ・アリー・ハサーナイン・ガラーブリーを監視した。彼は最も危険なテロリストのメンバーの1人で、「エルサレムの支援者(アンサール・バイト・マクディス)」の名の組織の作戦を指揮した。残忍さで知られる同組織は、これまでにも多くの殉教者や無辜の人々の命を奪い、国内の生活関係施設に甚大な被害をもたらす作戦を展開してきた」。

シナイにおける暴力行為を指揮した「エルサレムの支援者」は、昨年末にダーイシュに忠誠を誓い、組織名を「シナイ州」に変更した。そして、シナイ北部で流血を伴う攻撃を行い、治安当局本部の外を爆破した。特に有名なものは、イスマーイーリーヤにおける軍事諜報機関の本部への攻撃である。さらに、2013年のムハンマド・ムルスィー大統領解任後の数ヶ月に行われた、カイロとダカリーヤにおける治安当局へのものもある。

(後略)

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:佐藤モエ )
( 記事ID:39131 )