パレスチナ:アラファート氏の追悼デモ
2015年11月12日付 al-Hayat 紙
アラファート氏命日、ポスター前のイスラエル兵(AFP)
アラファート氏命日、ポスター前のイスラエル兵(AFP)

■パレスチナがアラファート氏の追悼で「震撼」

【ラーマッラー:本紙】

昨日(11月11日)、国民的指導者であるヤーセル・アラファート氏(通称アブー・アンマール)の11回忌を悼み、パレスチナ地域が揺れ動いた。主要都市をはじめとする西岸地区の各所でデモや衝突、行進が起きた。

昨年の同日には、アラファート氏が死ぬまで留まったラーマッラー市でより激しいデモが起きた。デモ隊はラーマッラー北部の入口に集中したが、占領軍がデモを抑え込んだ。デモにはビルゼイト大学の学生を中心とする数百人の若者が参加した。イスラエル軍は強化実弾を使用し、25人の負傷者を出した。その内の1人は重体だという。政府系病院のアフマド・バイターウィー院長は、デモ参加者の1人が心臓に銃弾を受けて非常に危険な状態だと述べた。

エルサレム北部のカランディヤー難民キャンプでは、早朝に起きた衝突で、実弾を浴びた若者11人が負傷した。バイターウィー院長は、全員、負傷したのは足だったと述べた。イスラエル軍がキャンプを襲撃して16歳の少年に発砲、そしてキャンプの中心で彼を拘束した後、衝突は激しさを増した。

(後略)

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( 翻訳者:八巻葵 )
( 記事ID:39140 )