イズミト架橋、2016春に開通へ
2015年11月13日付 Radikal 紙


ゲブゼ・オルハンガーズィ・イズミル高速道路プロジェクトの最重要部分であるイズミト架橋においてメインケーブルの組み立てが継続し、床版の組み立ては、12月に開始されることが明らかにされ、橋が2016年春に開通される、と報告された。

 アナトリア高速道路上のゲブゼ橋から始まり、イズミル・バイパス道上にある現在のバスターミナル交差点で終わる予定のゲブゼ・オルハンガーズィ・イズミル高速道路プロジェクトの作業がハイピッチで続いている。高速道路総局はプロジェクトに関し情報を伝えた。書面では次のように記されている。イズミル架橋は、252メートルの高さのタワー、35.93メートル幅の床版をもつ1550メートルの中央開口部をもち、全長2682メートルの長さがある。大きな中央開口部を持つ世界の橋の中で4番目に大きく、北・南ブロックの製造と主塔の基盤が完成したとのことだ。

 発表では、南北のタワーの基盤は2014年3月に最終的な位置の決定が行われたとし、次のように記されている。『吊り橋の鋼鉄タワーブロックの最終的な位置は約252メートルに達した。中央ケーブルの組み立てを準備するための作業場となるキャットウォークの組み立て作業が完成した。 中央ケーブルの組み立ては継続しており、床版の組み立て作業は、2015年12月頃に開始される予定だ。吊り橋の建設作業は作業プログラム通りに進んでいる。』

 プロジェクトについての目標と達成度に関する発表では、橋が2016年の3月に開通予定と明らかにされた。発表では、次のような情報が提示された。

『2015年末時点で、2016年3月終わりまでにイズミル架橋の吊り橋の建設作業を終了し、アルトゥノヴァ・ゲムリク部分の開通を目標とし、この目標に向けて我々の作業は継続している。全行程における土地収用作業では用地の95%[を買収し]、建設作業が続くゲブゼ・ゲムリク間の地域で90%、ゲブゼ・オルハンガーズィ・ブルサ間で82%、ケマルパシャ分岐点・イズミル間で75%をはじめ、プロジェクト全体で52%の作業工事が完成した。今日、合計(収用を含む)で110億421万リラの支出がなされている。我々のプロジェクトで働いているのは全部で7908人の人員と1550もの作業機械である。』

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( 翻訳者:岡田咲月 )
( 記事ID:39157 )