パレスチナ:イスラエルがヘブロンのラジオ局を閉鎖
2015年11月22日付 al-Hayat紙
(AFP)
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■パレスチナ:イスラエルがヘブロンのラジオ局を閉鎖

【ヘブロン:ムハンマド・ユーヌス】

イスラエル軍は昨日(21日)明朝に「ヘブロン・ラジオ」放送局を強襲し、放送設備を解体、押収した。そして、放送局員たちに「扇動」の罪で半年間の活動禁止を言い渡した。同放送局は、「ミンバル・フッリーヤ」(自由の演壇)に次いで、このひと月の間にイスラエル当局により活動停止を命じられたヘブロンの二つ目の放送局である。

これらの措置は、オスロ合意によって1994年にパレスチナ自治政府が設立される以前の軍政時にイスラエル当局が実行していた措置を想起させた。当時、イスラエル当局は精力的に新聞、雑誌、大学、劇場、組合、図書館を扇動の疑いで活動禁止にしており、禁止期間は様々であったものの、最短でも半年で、その期間が延長され、更には無期限の活動禁止に及ぶこともあった。だが、パレスチナ自治区における民事問題の行政権を掌握するパレスチナ自治政府が設立された後は、イスラエルはこれらの措置を停止していた。

「ヘブロン・ラジオ」の局員は、イスラエル軍の数十もの車輌が放送局を包囲し、局内に押し入り放送機器一式を押収したと述べた。同局のアムジャド・シャーワル代表は、イスラエル軍は不正をはたらき、多くの設備とインテリアを破壊したと述べた。イスラエル当局は「ヘブロン・ラジオ」が扇動的役割を担い、暴力や発砲、イスラエル兵への火炎瓶の投擲を人々に促す歌を放送において利用した事を理由に今回の措置を正当化した。そして、「ヘブロン・ラジオ」による扇動がイスラエルに対する攻撃の実行をパレスチナ人に吹聴したとして、厳しい措置を取ることになった。

(後略)

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(翻訳者:中村優斗)
(記事ID:39212)