住宅販売8.8%増、外国人ではイラク人購入がトップ
2015年11月23日付 Cumhuriyet 紙


トルコ全体で2015年10月期に、住宅販売は前年同月比において8.8%増え、10万4098(リラ)となった。外国人向けに作られている住宅の販売も23.8%上昇し、2236(戸)に達した。国別に見ると、最も多くの住宅販売はイラク人に向けて行われた。

トルコ統計機構(TÜİK)のデータによると。10月の住宅販売において、イスタンブル県は1万8468(戸)の住宅販売と、最も高い割合(17.7%) を占めた。この数値に1万1028戸(10.6%)でアンカラ県が、5987戸(5.8%)でイズミル県が続いた。住宅販売数の低い県は順番に、9戸のハッキャリ県、18戸でアルダハン県、51戸でバイブルト県となった。

トルコ全体で抵当住宅の販売数は前年同月比で18.7%低下し、2万7996(戸)となった。住宅総販売数のうち抵当住宅の販売数の割合は26.9%となった。抵当住宅の販売数では、イスタンブル県が6117(戸)、21.8%の割合で一番となった。住宅総販売数のうち、抵当住宅の割合が最も高くなった県は、38.9%でアルダハン県となった。

またトルコ全体でその他の住宅の販売数は前年同月比で24.4%上昇し、7万6102戸となった。その他の住宅の販売数では、イスタンブル県は1万2351(戸)、16.2%の割合で一位の座についた。イスタンブル県の住宅総販売数のうち、その他の住宅の販売数の割合は66.9%となった。ア ンカラ県は7515(戸)の販売によって二位となった。それに4211(戸)の住宅販売でイズミルが続いた。この種の住宅の販売数が最も少ない県は、6(戸)とハッキャリ県であった。

■住宅の販売数において5万564戸の住宅が新規に販売

トルコ全体で新規に販売された住宅数は前年同月比で13.6%上昇し5万564(戸)となった。住宅総販売数のうち、新規販売(住宅)の割合は48.6%となった。新規販売(の住宅)において、イスタンブル県が9386(戸)の販売で最も高い割合(18.6%)を占める一方、これに4818(戸)の住宅販売によりアンカラ県が、2438(戸)の住宅販売によりイズミル県が後に続いた。

またトルコ全体で中古で販売された住宅数は前年同月比で4.7%上昇し5万3534(戸)となった。中古住宅の販売では、イスタンブル県は9082(戸)、17.0%の割合で一位の座に就いた。イスタンブル県の住宅総販売数のうち、中古住宅の販売数の割合は、49.2%となった。アンカラ県は6210(戸)の住宅販売で二位となった。アンカラ県に3549(戸)の販売でイズミル県が続いた。

■外国人向け住宅の販売数

外国人向けの住宅の販売数は前年同月比で23.8%上昇し、2236(戸)となった。2015年10月期には外国人向けの住宅の販売数では780(戸)の販売で、一位の座をイスタンブル県が獲得した。これに、順番に、567(戸)の販売でアンタルヤ県、136(戸)の販売でブルサ県、118(戸)の販売でヤルオヴァ県、103(戸)の販売でアイドゥン県、102(戸)の販売でムーラ県が続いた。

10月期にはイラク国民がトルコから430(戸)の住宅を購入した。イラクに継ぎ、325戸(の購入)でサウジアラビア、191戸(の購入)でロシア連邦、142戸(の購入)でクウェート、133戸(の購入)でイギリスが続いた。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:成田健司 )
( 記事ID:39218 )