第64期内閣で人々の好奇心の的となったベラト・アルバイラク氏がエネルギー大臣として入閣した。
アフメト・ダヴトオール首相が第64期内閣に入閣する大臣らの名前を発表し、新内閣に入閣するか否かが注目されたベラト・アルバイラク氏はエネルギー大臣となった。
■ベラト・アルバイラク氏とは誰か
ベラト・アルバイラク氏は、チャルクホールディングスのCEOを務める傍ら、イスタンブル第1選挙区で6位当選し、公正発展党(AKP)国会議員となった。イスタンブル大学英語学部を修了し、ニューヨークのペース大学でMBA(経営学修士)を修めた。1996年から実業界で働き、1999年以降チャルクグループの国内外の会社のさまざまな業務に携わった。2002年には勤務するチャルクホールディングスのアメリカ支店において、財務担当取締役に任命された。この一方でニューヨークのペース大学のルービン・ビジネススクールで経営管理修士号を取得した。
2006年にアメリカから帰国し、チャルクホールディングスの財務副部長に就任、2007年にはチャルクホールディングスの統括マネージャーとして任命された。同時にアルバイラク氏は、グループ会社において取締役員も務めている。再生可能エネルギーの資金調達についての論文を書き、金融と銀行業務学の博士号を取得した。また第12代トルコ共和国の大統領であるレジェプ・タイイプ・エルドアン氏の娘婿であるアルバイラク氏は2児の父でもある。兄のセルハト・アルバイラク氏はトゥルクヴァズ・メディアグループのCEOである。
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( 翻訳者:松井友紀 )
( 記事ID:39230 )