著名なロックミュージシャンであるオズレム・テキンさんの父、タラート・テキン教授が、今日ボドルムの自宅で死去した。
トルコのロックミュージシャンであるオズレム・テキンさんの父親、タラート・テキン氏は、ムーラ県ボドルム郡ギュンドアン地区のハジェテペリレル住宅地で、妻のセヴィム・テキンさんとともに暮らし、およそ2年間パーキンソン病で闘病生活を送っていたが、28日の朝亡くなった。88歳だった。
トルコの言語学者であるタラート・テキン氏には妻と3人の子供がいる。1994年に退職した後、イスタンブルのイェディテペ大学で、トルコ言語文学部の学部長に就任した。
妻のセヴィム・テキンさんによると、約10年間ボドルムで妻とともに生活していたテキン氏の葬儀は、明日(月曜日)にギュンドアン・ジャーミィで執り行われ、昼の祈りの後ギュンドアン墓地で埋葬される。セヴィム夫人は、「テキンさんはおよそ2年間、寝たきりの生活を送っていました。パーキンソン病と闘っていたのです。私たちの苦しみと悲しみは大きく、明日子ども達と近所の方々とともに、最後の旅へ送り出したいと思います」と話した。ミュージシャンであるオズレム・テキンさんは、父親を失った苦しみを、「父はあらゆる文章の意味、重要性を、熱心に、胸を躍らせて説明してくれました。嵐を恐れないこと、『他者』に耳を傾けること、好きになることを学びました。ありがとう」とSNSで語った。
オズレム・テキン氏のTwitterへの投稿より
私の大好きなお父さん、私たちの尊敬すべき師であったタラート・テキン教授を失いました。私たちはあなたをいつまでも誇りに思います。安らかに眠ってください。
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( 翻訳者:粕川葵 )
( 記事ID:39277 )