レバノン:ヌスラ戦線に拉致された兵士の解放交渉再開
2015年12月01日付 al-Hayat 紙
イブラーヒーム少将を迎えるカフワジー大将(NNA)
イブラーヒーム少将を迎えるカフワジー大将(NNA)

■拉致された兵士の件:交渉再開で家族が希望取り戻す

【ベイルート:本紙】

一昨日(11月29日)、ヌスラ戦線によって拉致されたレバノン軍の兵士16人の解放に向けた交渉が再開され、昨日昼まで続いた。ベイルート中心部のリヤード・スルフ広場で待っている兵士たちの家族の関心は、公安所属機関の動きに集中した。

同機関は一昨日午後、兵士とイスラーム主義者の捕虜16人の交換を含めた取引を行う際に生じた混乱を受けて、救急車や援助輸送隊とともにアルサールを何度も往復していた。

また、兵士の件と捕虜交換の進捗につながるかどうかの確信はないが、公安機関がラブワ村に向けて進んだニュースが昨日無事に届いたことを受け、広場にいた母親らの心は、前向きな兆候続いていることで喜びに鼓動していた。家族が本紙に語ったところによると、彼らは「同機関がベカーアにいることは、今後数時間に何かが起こるかもしれないことを示唆する」と見ている。

これに関連し、昨日午前、レバノン軍司令官であるジャーン・カフワジー大将はアッバース・イブラーヒーム少将と会談し、国内での治安状況と、兵士の案件に関する進捗について議論した。

(後略)

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( 翻訳者:八巻葵 )
( 記事ID:39294 )