■少女ジュリー、誘拐から11日後に家族のもとに戻る
【リヤド:本紙】
サウジアラビアの人々が息を呑んだ少女ジュリー・ハーリディーの悲しい誘拐事件は、事件発生から11日後の昨日(1日)、リヤド警察により幕を下ろされた。事件当時両親とともに行動していた少女は、首都リヤド東部の私立クリニックで誘拐されていた。
昨日、事件に精通する情報筋は本紙に以下のことを明かした。内務省の公安当局は、行方不明の少女ジュリー・ハーリディーを発見するために、治安航空隊と地上における諜報部員と協力して捜査にあたった。それが、リヤド東部イシュビーリーヤ地区のアパートでの彼女の発見に大きく貢献したのである。
公安当局は疑惑が誘拐犯の家族の周囲にかけられた後に、少女を発見した。その二日前に当局は公開調査に踏み切り、ある市民により通報がもたらされた。誘拐犯の身元とその動機は未だ明らかになっていない。リヤド警察はこの事件についてコメントしていないが、少女の家族は、公安当局が発見された少女が彼らの娘の特徴と一致するかどうかを確認するために両親を呼び、両親はすぐにその少女が彼らの娘であることを確認した、と述べた。
(後略)
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( 翻訳者:城戸優希 )
( 記事ID:39301 )