パレスチナ:イスラエル兵がナイフで襲ってきたパレスチナ人を銃殺
2015年12月02日付 al-Hayat紙
トゥルカレムでイスラエル兵を刺そうとしたとして殺害された、殉教者マラーム・ハスーナ(AP)
トゥルカレムでイスラエル兵を刺そうとしたとして殺害された、殉教者マラーム・ハスーナ(AP)

◼︎西岸地区でパレスチナ人2名が銃殺、刺傷未遂で少女2名逮捕

【ラマッラー:本紙】

昨日、パレスチナ人の少年少女1名ずつが異なる2つの事件でイスラエル軍の発砲により死亡した。また同軍は、西岸地区で刺傷事件にからんで少女2名を逮捕した。2ヶ月前にパレスチナ人による蜂起が始まって以来、犠牲者の数は108名となった。

殺傷事件が起こったのは、パリで開かれた国連気候変動会議COP21で、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相とパレスチナのマフムード・アッバース大統領が貴重な握手が交わした翌日である。両者の間では何の具体的な会話も交わされなかった。

イスラエルの軍と警察は、刺傷未遂事件がエルサレム南部の入植地「グーシュ・エツィヨン」地区付近で起こったと発表した。同地区では、最近複数の襲撃が起きている。さらに、入植地付近の交差点でパレスチナ人がナイフを抜いて通行人を襲おうとし、兵士が彼を射殺したと加えた。パレスチナの保健省は、犠牲となった少年はベツレヘム出身のマアムーン・ラーイド・ムハンマド・ハティーブ( 16歳)だと発表した。

また後日、イスラエル軍は元囚人のマラーム・ハスーナ(20歳)に発砲し、殺害した。イスラエル当局は、トゥルカレム東部にある「エイナフ」入植地付近の「アナーブ防壁」と呼ばれる軍事検問所前で、彼女が兵士を刺そうとしたため発砲したと発表した。またパレスチナ警察の情報筋は、「マラーム・ハスーナは、過去にもナイフでの刺傷を試みて2年間を刑務所で過ごした」と述べた。

(後略)

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


(翻訳者:井上開)
(記事ID:39304)