エジプト:同胞団幹部の終身刑及び死刑判決を棄却
2015年12月04日付 Al-Ahram紙
テロ組織ムスリム同胞最高指導者ムハンマド・バディーウ被告ーアーカイブ
テロ組織ムスリム同胞最高指導者ムハンマド・バディーウ被告ーアーカイブ

◼︎最高裁は「ラービアの司令室」の同胞団幹部「37」名に対する死刑判決並びに終身刑判決を破棄

【サミーラ・アリー・イヤード】

エジプト最高裁(破毀院)は昨日(3日)、刑事裁判所が下していた、終身刑から死刑に及ぶ判決を棄却した。同判決は、テロ組織ムスリム同胞団最高指導者ムハンマド・バディーウ被告及び同胞団幹部や構成員36名の被告に対し下されていたもので、被告らはテロ計画を画策、実行した罪に問われている。

テロ計画とは、国有建造物や政府機関や公共施設、公営組織の建物の破壊や放火などで、複数の警察署及びエジプト国民であるキリスト教徒が崇拝対象とする建物をはじめとするものである。またメディアで「ラービアの司令室」事件として知られている混沌の流布も含まれる。そして最高裁は、同被告らの裁判を改めてやり直すよう命じた。

同様にこの判決は、同事件に関しての裁決から逃亡している2名の弁護人による異議申し立て不承認の決定も含んでいる。なぜならば最高裁への異議申し立ては、刑を執行するため求刑者自身の身柄受け渡しが必要だからである。

この裁判は、アーデル・シュルバギー氏を裁判長として行われ、判事にはアハマド・ムスタファー氏、ナビール・キシュキー氏、フサーム・ハリール氏、ヒシャーム・アブー・イルム氏、ハーリド・カダービー氏、ムハンマド・アブドゥ・サーリフ氏、アシュラフ・ムスリー氏、ガマール・アブドゥルムナイム氏、ムハンマド・アバーザ氏、アシュラフ・ファイユーミー氏を、書記官にはアイマン・カーミル氏、フサーム・ハーティル氏、サイード・ラガブ氏を据えた。

ギザ県刑事裁判所の裁判長ムハンマド・ナーギー・シャハータ氏は、これ以前、今年4月には、エジプトのムフティの意見を受け、このテロ集団(ムスリム同胞団)構成員の多数の被告に対して絞首刑を言い渡していた。これら被告の名は、以下の通りである。ムハンマド・バディーウ氏、マフムード・ガズラーン氏(尚判決が出された時点では逃亡中であった)、フサーム・アブー・バクル・サディーク氏、ムスタファー・ターヒル・グナイミー氏、サアド・フサイニー氏、ワリード・アブドゥッラウーフ・シャラビー氏、サラーフッディーン・スルターン氏、ウマル・ハサン・マーリク氏、サアド・ムハンマド・アマーラ氏(逃亡中)、ムハンマド・ムハンマディー・ハサン・シャハータ・スルーギー氏、ファトヒー・シハーブッディーン氏、サラーフ・ヌウマーン・ムバーラク・ビラール氏、マフムード・バルバリー・ムハンマド氏、アブドゥッラヒーム・ムハンマド・アブドゥッラヒーム氏、である。

(後略)

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(翻訳者:増田まい)
(記事ID:39317)