レバノン:ジャアジャア氏、大統領選でアウン氏支持の様相
2015年12月08日付 al-Hayat 紙
ハリーリー氏とジャアジャア氏(Archives)
ハリーリー氏とジャアジャア氏(Archives)

■ジャアジャア氏:ハリーリー元首相のファランジーヤ氏支持表明に先立ち、アウン氏の大統領職指名の後押しを示唆。

【ベイルート:ワリード・シュカイル】

マラダ潮流のスライマーン・ファランジーヤ代表の大統領選出を支持する指導部の情報筋は、先週予定されていたムスタクバル潮流代表のサアド・ハリーリー元首相のベイルート帰還が火曜日に延期された理由の1つとして、ムスタクバル潮流とその同盟政党「レバノン軍団」の対立が進んだことがあると述べた。これは、前者がフランジーヤ氏の選出を支持し、後者の代表であるサミール・ジャアジャア氏を断固拒否したためである。議論は未曾有の口調でもって両陣営の関係を悪化させるに至った。

同情報筋によれば、この変化は「3月8日同盟」で見られたものと同様、「3月14日同盟」の間で起こった連帯の綻びを示すものの1つである。とりわけ自由国民潮流代表であるミシェル・アウン元将軍とファランジーヤ氏との間では、完全に意見の異なる両陣営が、それぞれの立場について、一致団結と、意見の違いが分裂に至るほどではないと公表することを望んでいるにもかかわらず、現在も最終的な立場が明らかになっていない。

(後略)

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( 翻訳者:長野愛 )
( 記事ID:39340 )