トルコ統計機構は9月期の労働統計を発表した。
9月期における失業率は10.3%と過去6か月で最高値をマークした。農業部門以外での失業率は9月期において12.4%となった。失業率は8月期において10.1%を記録して5か月ぶりに2桁台の数字へと上昇した。15歳~24歳のグループを含む若者の失業率は0.6ポイント下がり18.5%となる一 方、15歳~64歳のグループにおいては0.2ポイント下がり10.5%をマークした。
■雇用率は46.8%となった
2015年9月期において、雇用者の数は前年同月比で98万7000人増え、2715万6000人となり、雇用率は1ポイント上昇し46.8%となった。
この時期には、農業部門で働く労働者の数が20万人、農業以外の部門で働く労働者の数が78万6000人上昇した。雇用者の21.5%は農業、19.6%は工業、7.5%は建設業、51.4%はサービス業に従事している。
■労働参与率は52.1%に
労働参与率は1ポイント上昇し、52.1%となった。男性の労働参与率は0.8ポイント上昇し72.5%、女性の労働参与率は1.2ポイント上昇し、32.3%となった。
■登録を受けていない労働者の割合は34.8%
2015年9月期に、いかなる社会保障機構にも属していない労働者の割合は前年同月比によると0.9%下がり、34.8%となった。
季節要因を排除した雇用者の数は先月比で17万1000人上昇し、2685万1000人となった。雇用率は0.3%上昇し46.3%となった。また、季節要因を排除した失業者の数は先月比で1万6000人増え、311万2000人となった。失業率は横ばいで、10.4%であった。
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( 翻訳者:成田健司 )
( 記事ID:39388 )