バグダード:サウジアラビア大使館再開
2015年12月16日付 al-Hayat 紙

■バグダード:50人の大使館員を擁してグリーンゾーンのサウジアラビア大使館は業務再開

【リヤード:ウマル・ダビーバーン】

サウジアラビアは25年にわたる閉鎖のあと、バグダードの大使館を開く。サウジアラビア王国大使のサーミル・スブハーン氏は、大使館はグリーンゾーンに位置しており、危険地域や紛争地域からは比較的遠いことを示しつつ、その権利の範囲において全ての方法により大使館の保護を行うと強調した。また、同大使は本紙への声明で「イラク政府は危険を避けるための治安面での方策をとっており、それにより大使館の治安や安全が確保される」と述べた。

また、同大使は、イラクは「治安面での不安定な状況に直面している。しかしイラク政府は全精力を以って、バグダードであれ、アルビールの領事館であれ、外交官とその業務拠点の治安と安全の保全に努める予定である。」ことを明らかにし、「私たちの大使館を保護する治安措置をとること」へのサウジ側の役割も示唆した。

また同大使は、バグダードへ向かう大使館員は50名を超えることを明らかにし、「大使館はすぐにその業務を開始する予定で、数日以内に代理大使をその長とする大使館員たちの一団はバグダードに出発する。館員は50名以上で、バグダードとアルビールの2か所に配属され、すぐに業務を開始する。」と述べた。

(後略)

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( 翻訳者:松崎萌子 )
( 記事ID:39403 )