パレスチナ:自治政府に閣僚修正
2015年12月17日付 al-Hayat 紙

パレスチナ:自治政府に閣僚修正

◼︎ハムドゥッラー内閣が2度目の修正、「ハマース」は「独り歩き」と批判

【ラマッラー:本紙】

14日夜、パレスチナのムハンマド・アッバース大統領は、ラーミー・ハムダッラー首相率いる政府に対して2度目となる組閣を実施した。これにより、アリー・マフムード・アブー・ディヤーク司法大臣、イーハーブ・ヤースィル・ブスィースー文化大臣、およびイブラーヒーム・マフムード・シャーイル社会事項大臣の3人が新たに就任した。

3人の新大臣は、ラマッラーにある大統領官邸において、ハムドゥッラー首相出席のもと、アッバース大統領の前で宣誓を行った。アッバース大統領が同首相政府に対して組閣を実施したのは2度目である。同政府は2014年4月始め、「ファタハ」と「ハマース」間での和解合意のもとで形成された。これは「ビーチ合意」と呼ばれ、同首相による政府強化に向けた要請に応じて新たに修正されることを前提としていた。

ハマースは組閣を拒絶し、これを「独り歩き」と言い表した。ハマースのサラーフ・バルダウィール報道官は声明の中で、「アッバース大統領が講じたこの策は、国家協調の価値を放棄し、パレスチナ全体で決定を下すことから遠ざかるものだ」と述べた。

(後略)

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( 翻訳者:井上開 )
( 記事ID:39412 )