レバノン:ヒズブッラーがナイジェリアのシーア派指導者拘束に抗議
2015年12月19日付 al-Quds al-Arabi 紙


■ヒズブッラーがザクザキー氏への攻撃を非難し、ベイルートのナイジェリア大使館前で抗議行動

【ベイルート:アナトリア通信】

今週の土曜日(19日)、ヒズブッラーの支持者数十人が集まり、シーア派のシャイフ、イブラーヒーム・ザクザキー氏とその支持者たちへの、ナイジェリア軍による先週の「攻撃」を非難して、レバノンの首都ベイルートのナイジェリア大使館前で座り込みを行い、同氏の解放を要求した。

ヒズブッラーの呼びかけに答えたデモ参加者らは、レバノン国旗とともに、中央にザクザキー氏の写真が印刷されたアフリカ大陸の地図を掲げ、以下のように述べた。この行動は「私先週のナイジェリアのザリアでのフサイニーヤ・バキーヤトゥッラーへのナイジェリア軍部隊の攻撃の際の、ザクザキー氏とその支持者たちの拘束に抗議するためである。」

また、デモ参加者らは、「ザクザキー氏の即時解放と攻撃の原因の究明開始」の必要性を強調した。

デモ参加者の一人、ラミヤー・タルスィースィーさんは、ザクザキー氏の写真を持ち、「ナイジェリアの同胞と殉教者に連帯するためにここに来た。」と述べ、「全ての諸国民は彼らと連帯するはずです。またすべてのアラブ国家は彼らと共同するでしょう。」と付言した。

さらに彼女は「アナトリア通信」に対して、「すべての人民に権利と自由があり、それらは尊重されないといけない。攻撃の責任はナイジェリア当局にあります。」と付け加えた。

(後略)

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( 翻訳者:谷藤瑞季 )
( 記事ID:39436 )