専門家ら、ジャーメ・ジャム紙とのインタビューでティーンエイジャーに対する仮想空間の利用規制を実施する必要性について指摘
【ジャーメ・ジャム紙13面:ミーナー・モウラーイー】鶏の乳から人の命まで、あらゆる珍品・逸品の数々。これは仮想空間上の市場の話である。そこは巨大で無限の世界であり、今や多くの人たちが起きている時間の半分以上をそこで過ごしている。
アクセスも容易で、手軽に利用できるこの仮想空間を訪れる人は、7歳以下の子供から90歳以上の高齢者まで、あらゆる年齢層に亘っている。こうした中、あらゆる年齢層の人々が仮想空間を不適切に利用しており、その鋭い刃が〔特に〕向けられているのは16歳以下の層である。
にもかかわらず、こうしたティーンエイジャーこそ、インターネットの世界やさまざまな仮想ネットワークの熱烈な信奉者の一人なのであり、残念ながら、この空間を利用する多くの人たちと同様、その利用のすべを心得てはいないのだ。
まさにこのことが、欧州諸国や仮想空間を最初に生みだした国々に警鐘を鳴らし、彼らに規制の検討を促す結果となった。フェイスブック、インスタグラム、Eメール〔※ママ〕、その他のSNSの利用に対する規制である。こうした動きは、世界各地、特に米国の巨大テクノロジー企業を震撼させている。しかしながら、〔こうした対策によって〕ティーンエイジャーのいる家庭の不安は、ある程度払しょくされるはずだ。
欧州でこの法規制が可決されるか否かは、我々には関係のないことではあるが、しかし国外から国内に目を転じて、〔我が国における〕ティーンエイジャーたちが国外のティーンエイジャーらと同様、現実世界よりも仮想空間の中で暮らしているのを目の当たりにするならば、我が国でもこのような規制が重要であることがわかるだろう。
青少年児童心理学者で、産児カウンセラーのパリーサー・ギヤースィー博士によれば、こうした対策は一つの選択といったものではなく、必要不可欠なことだという。
つづく
この記事のつづきはこちら
( 翻訳者:PM )
( 記事ID:39452 )