シリア:「南部の三角地帯」で17名の反対派戦闘員が死亡
2015年12月27日付 al-Hayat 紙
昨日、ダマスカス東方イルビンへの爆撃後(Douma Revolution)
昨日、ダマスカス東方イルビンへの爆撃後(Douma Revolution)

■シリア「南部の三角地帯」で反対派戦闘員17名が死亡、クルド・アラブ連合は北部に侵攻中

【ロンドン:本紙】

昨日、ダルアー、ダマスカス、クネイトラを結ぶ「南部の三角地帯」での地雷の爆発により、17名の反対派戦闘員が死亡した。首都ダマスカスとヨルダン間の地域でのロシアの空爆による死者について報じられる中、アラブ・クルド戦闘員の連合はトルコ国境付近、シリア北部のユーフラテス川にある「ティシュリーン・ダム」に侵攻し続けている。

シリア人権監視団は、以下のように発表した。「ダルアー北西部郊外にあるカフルッシャムス村の農地で、政府軍と親政府武装兵に標的とされた結果、イスラーム主義勢力の戦闘員17名以上の死亡が確認された。政権軍と親政府武装兵は、イスラーム主義勢力の占領地内に地雷を仕掛けており、同勢力の戦闘員が敷地に入ったことで爆発、彼らの死につながった」。

カフルッシャムス一帯は、ダルアー北西部とダマスカス南西部、クネイトラ北部からなるシリア南部の三角地帯の一部とされ、同地域では過去数ヶ月にわたり、政府軍、レバノンの「ヒズブッラー」、親政府武装兵と、イスラーム主義勢力および他の戦闘員との間で、激しい戦いが起こった。

(後略)

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( 翻訳者:大橋夏子 )
( 記事ID:39498 )