リビア:トリポリ政府責任者が国連特使を「追放」
2016年01月03日付 al-Hayat 紙

■トリポリ政府の責任者、記者会見を無断で開催したとしてコブラー氏を「追放」

【トリポリ:本紙】

リビアの認可を受けた情報筋は、マルティン・コブラー国連リビア特使の訪問が非常にネガティブな形で終了したと述べた。これは、国際的な承認なしにトリポリを支配する「国民救済政府」の対外報道機関のトップであるジャマール・ズービーヤ氏が一昨日(1日)の夕方、責任者との会談の後開催されたコブラー氏の記者会見に押し入ったことを受けてのことである。

(トブルクに拠点を置く議会が率いる)国際的な承認を得た政府に属するリビアの通信社は、「ズービーヤ氏はコブラー氏が開催していた記者会見を遮り、コブラー氏に直ちにリビアから退去するよう要求した。また、コブラー氏を求められている人物ではないと評した」と報じた。

同情報筋が伝えたところによれば、ズービーヤ氏の振舞いは国民会議の元メンバーや同会議代表ヌーリー・アブーサフマイン氏の怒りを買ったという。また一方でリビアの責任者は、記者会見は対外報道機関が発行する許可を得ずに開催されたと弁明した。

国連特使は激怒して同伴の代表団と共に会議ホールを退出し、直接空港へ向かいプライベートジェットに搭乗してリビアを去ったと伝えられた。同特使は一昨日の朝トリポリに到着し、アブーサフマイン氏や国民会議に属する軍司令官や情報機関責任者を筆頭とした数名と会談を行っていた。

またこれとは別に、アジュダービヤーの賢人・名士委員会の委員長であるアダム・カーディー氏は、アジュダービヤー市内における停戦と治安拠点の治安当局への引き渡しのための合意を目的として昨夜会合の開催が決定されたことを明かした。

カーディー氏は「合意には赤新月社、アジュダービヤー治安当局、そして市の賢人・名士委員会が出席するだろう」と述べた。アジュダービヤーでは昨年12月17日以来、ベンガジ西部の都市からテロ集団を追放するためにリビア・アラブ軍と同軍を支援する部族の若者たちによって軍事作戦が実行されている。

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( 翻訳者:藤田真伍 )
( 記事ID:39543 )