サウジアラビア:エジプト外相と協議、イランへの非難強める
2016年01月05日付 al-Hayat 紙


■サウジのジュバイル外相がエジプト外相と両国関係を議論

【リヤード:本紙】

サウジアラビアのアーディル・ジュバイル外相は月曜日(4日)午前、エジプトのサーミフ・シュクリー外相と、数々の両国共通の関心事項や両国関係に関する協議を行った。、

サウジ国営通信(SPA)が伝えたところによると、ジュバイル氏はシュクリー氏との会談後に行われた記者会見で以下のように述べた。「今回の会談は、サウジ・エジプト間の調整会議に合わせて、 両国間の継続的な協議、調整の枠組みのもとに行われた。この会談は、両国が関心を寄せる数々の問題への観点、意見を交換するためのものである。これらの問題の筆頭はパレスチナ問題であり、エルサレムを首都とするパレスチナ国家樹立に至る紛争解決策を見出すことの重要性に関するものである。また、シリア、イラク、イエメン、リビアの情勢も重要課題である」。

ジュバイル氏はまた、以下のように付言した。「イランによる地域への干渉とその好ましからざる行動の最近の進捗に加え、調整、協議、投資等に関する両国関係についての協議が行われた」とした。そして更なる協議を期待しつつ、同氏はエジプト外相の今回の訪問に感謝を表明した。

ジュバイル氏はさらに、「サウジアラビアは、イランの好ましからざる行動や、国際法や慣習の侵害を明らかにするよう努めるであろう」と明言した。また、「湾岸協力会議(GCC)加盟国外相会議やアラブ諸国外相会議、国連での活動などの調整が行われている」と指摘した。

(後略)

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( 翻訳者:八巻葵 )
( 記事ID:39563 )